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喜んでばかりいられない、M&Aと税金の話|Vol.069 | M&A BANK

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2018.08.28

喜んでばかりいられない、M&Aと税金の話|Vol.069

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利益が出る事業、売った方がキャッシュが増える?


今回も、僕から島袋さんにどんどん質問させていただこうと思います。よろしくお願いします!

島袋
よろしくお願いします。


やっぱり僕が気になるのは、事業が軌道にのって収益が上がるようになってたら、(売却せずに)役員報酬で3000万円もらい続けるっていう選択肢もあるわけじゃないですか。新規事業を作るのって大変ですし。
だから(なぜそれでも売却したのか)、そのあたりを詳しく聞きたいです。

島袋
はい。例えば、役員報酬で3000万円を10年もらい続けたら、総額3億円ですよね。
税率がたぶん45%くらいなので、手残りが1600万円くらい。月で分割すると、100万円ちょっとぐらいじゃないですか。あんまりないですよね。


10年で結局1憶6000万円程度なんじゃないかってことですよね。

島袋
そうです。
2億4000万円で会社を売却すると、株の税率は20%なので、手残りが2億円ぐらいになるんです。そのキャッシュがあると、変な話それをプライベートバンクとかに運用で流せば10%とかで回してくれるので、2000万円くらいが自動的に入ってくるじゃないですか。

お金のことだけを考えたら、キャッシュを持ってる会社や個人が絶対強いので、僕はいったん売却して、手残りのキャッシュを増やしたほうがいいんじゃないかと思ってます。


なるほど!かなり重要なポイントが出ましたね。
役員報酬だと、高ければ高いほど所得税や住民税が上がって、最高税率55%いっちゃいますもんね。それで半分ぐらいとられてしまうから、10年間毎年3000万円もらっても、1億5~6000万円になってしまうと。
それに対して、2憶4000万円で売ってしまえば、税率が2割だから(手残りが全然違う)。

節税対策、ちゃんと考えましょう!


きっと、別会社にして、法人にして株で売ったことも、けっこう重要なポイントですよね?

島袋
そうですそうです。


事業部を売ったお金が会社に入っちゃったりすると最悪ですよね。
2億4000万円会社に入って、ぞれが全部利益になっちゃったら法人税で4割とられて、その残りから役員報酬を出したら、また税がかかっちゃいますもんね。
売り方とかかなり気を付けられたんじゃないですか?

島袋
そうなんですよ。うちの冨岡からのアドバイスしてくれたんですが。


さすが冨岡さん!どんなアドバイスを受けたんですか?

島袋
たしか、事業譲渡パターンと、会社分割パターンと、違うやり方のパターンの結果を、エクセルで全部出してくれたんですよね。それで、会社分割が1番リスクがなくて、手残りがあるなとわかりました。
でも当時の僕は、決まるかどうかわからないから「もうどれでもいい!」って感じだったんです。

そしたら(冨岡くんが)「島袋さん…焦っちゃダメです!」と。かっこよかったですね。(笑)


だってそれ、どれでもよくないよ!3割変わるよ!全然ダメ!(笑)
売れるかわかってなかったんですね。

島袋
最初は「(売れるって)ほんとなの?」って感じでしたからね。


7000万円変わるよ!?危なかったですね!
いい会計士さんについてもらってよかったですね。

島袋
それで学んだのは、個人のキャッシュを残そうと思ったら、事業譲渡で会社に利益が入るより、会社分割して法人で売ったほうがいいってことですね。
うちがどんどん事業部を分社化していってるのは、そういう理由もあります。


なるほど、最初からもう分社化しておく。
分社化の手続きって結構大変なんじゃないかと思うんですけど、売却された時は別会社だったんですか?それとも事業部だったんですか?

島袋
それは事業部だったので、法人化しましたね。
しかも新設分割にしたので、もともとしていた契約が生きるんです。
もしその事業を新設法人にして譲渡した場合は、契約を巻き直さないといけないんですよ。


ほお~その話、視聴者にニーズありますかね?僕はすごく気になるので、ぜひ聞いてみたいんですよ。
経営者として、事業部を法人化する時とか新設分割の話とか、今は初めから別会社にしておいたほうがいいと考えられている理由とか。
またそのあたりの具体的なことが気になっているので、次回聞かせてください!

【出演者情報】
■林 尚弘:株式会社A.ver‐代表取締役社長
高校~浪人時代に4年間予備校の授業を受けるも偏差値が伸びなかった経験から既存の「授業」に疑問を抱き、20歳で株式会社A.ver(エイバー)を設立、代表取締役に就任。ハンドルネームで行ったブログ「武田の受験相談所」がヒットし、ブログランキング1位に。「日本初の授業をしない塾」として、武田塾を始める。
■島袋直樹:IdeaLink株式会社-代表取締役
2017年12月、自社メディア5媒体を上場企業に事業譲渡。尊敬するじげん社に倣い、「事業家集団IdeaLink」を目指す。

【株式会社A.verとは】
武田塾の直営校舎の運営とFC本部としての機能の他、障がい者福祉研究会の運営、フランチャイズ本部構築/開発支援事業も行う。
「FC(フランチャイズ)チャンネル」ではフランチャイズ運営の解説動画を配信しており、本動画シリーズもFCチャンネルから着想を得ている。

【M&A BANK YouTubeチャンネル】
https://www.youtube.com/channel/UCbxAeKe2f9WZGbKy1jHV0Dw

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