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年間利益の10倍以上で評価されるには【ブルームキャピタル・宮崎社長】|Vol.790-791

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2023.01.21

年間利益の10倍以上で評価されるには【ブルームキャピタル・宮崎社長】|Vol.790-791

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マルチプルが10倍以上になるM&Aの手法を公開!

▶動画の一気見はこちらから◀

 

ゲスト■宮崎 淳平 氏 株式会社ブルームキャピタル 代表取締役社長
ライブドアグループ、株式会社セプテーニ・ホールディングス、株式会社社楽にてM&Aアドバイザリー業に従事。その他にもプライベートエクイティ投資案件、資金調達案件、及びファンド組成・運営を多数経験。2012年にブルームキャピタルを創業。 同社は会社売却に特化した日本随一のファームとして知られている。『会社売却とバイアウト実務のすべて』著者。Twitter

聞き手島袋 直樹 連続起業家・M&A BANK株式会社 取締役会長
全米600店舗展開中の世界最大ピラティスチェーン「Club pilates」の日本とシンガポール法人の代表。上場企業への2度のM&Aによる億単位の売却実績を持つ。M&Aに特化したyoutubeチャンネル「M&A BANK」のメインMCのほか、薬用育毛剤「REDEN 」を販売するD2Cメーカー株式会社美元の代表を務める。2019年からシンガポール在住。「会社は伸びてるときに売りなさい。」の著者。 Twitter

 

 目次 

【M&A】「相場を大きく超える評価」で会社が売れるのはどんなとき?
【M&A】買い手のロジックに負けずに価格交渉する方法

 

 

【M&A】「相場を大きく超える評価」で会社が売れるのはどんなとき?

 

マルチプル10倍以上で妥結できる案件とは?

マルチプルを上げる方法
事業シナジーが生める企業が買い手となる際にマルチプルを高くつけることができる

単なるシナジーではなく、「決定的な優位性」を生み出せるかが大事
買収が成立することで市場での優位性が大幅に上がるシナジーが期待される場合は高く評価されやすい
逆に、競合に買収された場合に奪われるシェアが大きい場合も同様に高く評価されやすい

 

はじめからシナジー込みで話すために

高い評価を引き出す交渉術①
買い手から金額提示をさせると、その後評価を上げるのが難しい
最初からシナジー込みの金額を提示してもらう流れにする

高い評価を引き出す交渉術②
事業シナジーが起きた場合の試算を出し、それをもとに買い手と評価の議論をすることが重要
実際はシナジーの評価をしない買い手が多数なので、事前にそうではないことを確かめたうえで個社ごとに試算を進めることも大切

最高の買い手は滅多にいない

シナジーはそうそう出ない
莫大なシナジーが見込める組み合わせはかなり限られている
さらに、買い手もそのシナジーを認めていないと相場を超える価格では妥結しない
買い手候補が複数いることも重要

▶動画はこちら

 

 

 

【M&A】買い手のロジックに負けずに価格交渉する方法

 

相場に騙されるな!こんなにある相場以外の事例!

自分のディールは相場よりもっと高く評価されるかも
相場の金額より高くなるケースも実際には沢山ある
相場の金額で提示されてもきちんと精査する必要がある

EBITDAの倍率が高くなる要素
将来の成長性・計画の固さ・ROIC(ロイック)
この3つの要素がEBITDA倍率に大きく関わっている

ファンドへの売却を考える場合は
ファンドはある程度規模がないと買収しないため、HPを見て自社と似た業種・規模の実績があるか参照してみる

他社からも学べる!
自社に近い領域で株価が高い上場企業はいい勉強材料
何を評価されているかを見て取り入れられることを探してみよう

 

これだけは覚えておいて欲しいこと

理想的な買い手の希少性
基本的に買い手は相場の金額を提示するもの
相場を大幅に超える評価をしてくれる会社は100社に1社程度
そのくらい貴重で限られているものという感覚は大事

防衛価値のアピールも忘れない
他の買い手が買収した際に自社に不利益が出そうな場合は、不利益分も評価に加算してもらうこともできる

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