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2020.10.27

資金調達用資料の作り方-スタートアップの経営者が必ず知っておくべき8つのコト④<プレミアム>

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この連載では、「スタートアップの経営者が必ず知っておかなければならない8つのコト」をテーマに、各論点についてまとめて参ります。

  1. 株主間契約
  2. 資本政策
  3. ストックオプション
  4. 資金調達用資料の作り方
  5. バリュエーション
  6. 基本的な事業計画の構成
  7. 投資契約の留意点
  8. フリー・キャッシュ・フロー

 

第4回目の論点は、「資金調達用資料の作り方」です。

結論から申し上げますと、会社のステージによって様々なので、今回は調達時に悩まれる会社さんが多いと予想されるシード・ラウンド調達の資料について説明していきたいと思います。

なお、ここで想定している投資家としてはVCを想定しています。
一般的に、投資を決定する際に重要な要素として挙げられるのは、「チーム」、「市場」、「プロダクト」の3つですが、エンジェル・ラウンドやシード・ラウンドで、個人の投資家の方々に向けてPitchをする際には、どちらかというと、社長自身(含むチーム)を見て投資を決めることが多いのではないかと思いますので、ちょっと資料の見せ方も違うかなと思っています。

そして、シード・ラウンドでは、初めてVCにアプローチするケースも多いのではないかとも思い、ここで説明したいと思いました。

 

シード・ラウンドにおける調達資料

シード期においては、記載できる内容が限られる割に、いや逆にそうであるからこそ、資料自体に無駄が多く出てしまう傾向にあると思います。アピールしたいことの裏返しでそうなってしまっている印象です。
一方、かの有名なY combinatorは以下のように言っています。

「The key point to remember here is that founders should strive for clarity and concision. This is not the right place to write a treatise on your market or world philosophy. The simple truth is that there isn’t very much meaningful detail to explore for most seed stage companies. When founders pretend that there is, their stories get muddled, and the investors get lost.」(引用元記事は下記に掲載)

要は、シンプルで分かりやすいことが重要であり、細かい説明などはほとんど意味がない、あまり細かすぎるとかえって投資家も何が言いたいのか分からなくなるよ、と。

言われてみれば当たり前のことですが、なかなか投資家の立場になって踏切りをつけるのは難しいのが実情ではないでしょうか。私自身、起業家として調達に奔走した時などは、どうしても言いたいことが増えてしまい、結果としてポイントがぼやけてしまったことがありました。

 

じゃあ、どうすればいいのか。
その指針として、シード期におけるテンプレートを公開してくれたのも、Y combinatorでした。流石ですよね。
今般は、そのテンプレートに沿って、シード期の調達資料の在り方を見ていきたいと思います。

How to Build Your Seed Round Pitch Deck

 

また、この記事にも出て参りますが、デザインに関しては以下のリンクが参考になります。

How to Design a Better Pitch Deck

 




 

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■加藤 涼 氏 ユナイテッド&コレクティブ株式会社 社外取締役
中央青山監査法人、モルガン・スタンレー証券、フォートラベル、バークレイズ証券、コーチ・ジャパン、クオンタムリープを経て独立。会計、金融、マーケティングに至るまで幅広い経験を有し、特に金融分野においては、ベンチャー企業投資、M&A、IPO、ストラクチャード・ファイナンス全ての実務に携わる。複数のベンチャー企業の役員を務めるなど、企業内部からの経営支援実績も多数。複数の上場企業・大企業のクライアントに対してCFO支援およびM&A・資金調達アドバイザリーサービス等を提供。

 

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