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2018.06.05

#30 M&A業界のオリコンランキング

冨岡 大悟: TOMIOKA C.P.A OFFICE 代表/公認会計士

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M&Aアドバイザーのオリコンランキング

ここ数年オリコンランキングをあまり見聞きしなくなりましたが、M&Aの世界にもオリコンランキング的なものが存在します。今日はその話をします。

数億以上のM&Aを実行するのであれば通常はM&Aアドバイザーを雇います。このM&Aアドバイザーが一定期間にどんなM&A案件に関わったかを律儀に集計している会社があり、その中でも代表的な会社がトムソン・ロイター社です。
そして、トムソン・ロイターが四半期毎に公表しているランキングをM&A市場リーグテーブルといい、直近では4月に2018年第1四半期分が公表されました。

『2018年度リーグテーブル』

詳細な見方は割愛するとして、大きく分けるとM&Aの金額順のランキングと案件数順のランキングが載っています。金額順のランキングは、M&Aアドバイザーが四半期の間に関与したM&A案件の金額の累計で、案件数順のランキングは案件数の累計です。

金額順のランキングを見ると、上位から三菱UFJモルガン・スタンレー、野村證券。ゴールドマン・サックスと始まり、国内外の証券会社、投資銀行や著名M&Aファームがずらっと並んでいるのがわかります。

ちなみに、1案件で見た時に今回のランキングで最も金額が大きかったものはソフトバンクグループによるウーバーへの出資8,520億円だそうで、ゴールドマン・サックスがウーバー側のアドバイザーについています。

ベンチャーにとっては役立たずのランキング?

ではこの記事の想定読者であるベンチャー界隈、あるいは中堅中小企業の方々がこの金額順ランキングに載っているアドバイザーに相談するのがいいのかといえば、正直微妙です。
大手証券会社などはM&Aアドバイザー報酬を原則1億円以上などと定めているところもあり、数億円のM&Aのアドバイザーはやらないだろうし、やったとしてもやる気がないかもしれません(笑)

もし参考にするならば、案件数順のランキングです。トップ3には大手金融機関が並んでいますが、第4位にかえでグループという会社がランンクインしています。正直ほとんどの人が聞いたことないのではないでしょうか(かえでさん、すいません!)。私は一緒に仕事をしたことはありませんが、M&A業界では知名度のある会計系の総合ファームです。
かえでグループは公表案件数ランキングでは、累計19件、総額9億のM&A案件に関与しているそうで、1件あたりの平均金額では5,000万以下のM&A案件に関与していることになり、これなら多くの中小企業も頼みやすいと思います。

これまで数十件のM&Aに関与してきて思うのは、M&Aアドバイザーを誰に頼むかによってかなり結果が変わってくると感じています。また、ベンチャー企業のM&Aについてはこのランキングに出てくるような金融系のアドバイザーでは対応が難しいケースもあります。

ですので、もしも誰に頼めばいいかわからない、ということであれば適当なアドバイザーを紹介しますので遠慮なくお問い合わせいただければと思います。

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冨岡 大悟: TOMIOKA C.P.A OFFICE 代表/公認会計士

KPMG/あずさ監査法人のIPO部に所属。IPO関連業務、M&AのDD、会計監査等に従事。フロンティア・マネジメント株式会社にて、M&Aアドバイザー業務等に携わる。その後、オーストラリアに駐在。日系企業の海外進出支援、事業開発業務等に携わる。帰国後、TOMIOKA C.P.A OFFICEを開設。IPO、M&A、資金調達、事業開発等のコンサルティングを行う。同時に、IdeaLink株式会社の取締役CFOの他、上場準備会社を中心に3社の社外役員に就任。

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