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売却後の担当社員のポスト|Vol.011 | M&A BANK

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2018.04.05

売却後の担当社員のポスト|Vol.011

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担当社員は異動

島袋
前回は売却益の使い途についてお話ししたので、次は売却後に社内メンバーがどうなったのかについてお話ししていきましょう。


売却した事業にいたメンバーは、それぞれ既存の別の事業に異動しました。不満として思い当たることは特にないですが、不安はあったかもしれないですね。

例えばフランチャイズの窓口の営業をやっていたメンバーは、今はまったく別のWebマーケティング事業部にいます。やっぱり畑が違うので、「自分にできるのかな」と、すごく不安だったと思います。

島袋
今回のケースは事業だけ売却したので、残った社員はなにかしら異動しなければいけなかったですからね。もしかしたら、そこで「辞めます」言われてしまうかもしれません。一応、弊社では現状ないですが。

実現した「抜擢人事」

島袋
盛さんはどうなりましたか?


私は今は、アイデアリンクで「リンクドット」という子会社を作って、そちらの代表をしています。

島袋
実は、前からずっと子会社の社長を作りたいなと思っていたんですが、なかなかそのタイミングがなかったんです。責任者を抜擢したいのに、そうすると既存事業の収益が下がってしまうという問題があって、外部から人を採用して新規事業にあてるしかありませんでした。
今回は売却をすることでお互いよく知っているメンバーをアサインできることになったので、事業をつくっていく上で非常に心強いなと、経営者としては感じています。

盛さん、いや、盛社長の目標はなんですか?


私もいつかやってやろうと思っています。事業売却したいです。

島袋
それは嬉しいですね。

「事業売却をする」という言葉をネガティブに感じられる方も多いと思いますが、海外ではM&Aがとてもさかんで、IPOを目指すのでなければM&Aを目指すのがわりと一般的です。

IPOができる会社は国内でだいたい年間80社くらいですが、M&Aはもっと実現可能性が高く、無数に行われています。M&A(売却)を目指すことも、事業の目標の一つの選択肢になると思っています。


島袋
ではぜひ、盛さんにも数年後ビックディールを決めてもらいたいと思います。頑張ってください!

【出演者情報】
Idealink株式会社:http://www.idea-link.co.jp/
■島袋直樹:Idealink株式会社-代表取締役
2017年12月、自社メディア5媒体を上場企業に事業譲渡。尊敬するじげん社に倣い、「事業化集団Idealink」を目指す。
■盛ふみ代:リンクドット株式会社-代表取締役
Idealink株式会社で「フランチャイズの窓口」の事業責任者を経て、同社のグループ会社であるリンクドット株式会社の代表取締役に就任。

【M&Aの実施背景】
資本力と競合優位性を俯瞰して自社サービスを見直した際に、現状の経営資源では更なる成長は困難と判断。2017年12月25日、シェアリングテクノロジー株式会社(東証マザーズ3989)に新設分割により「フランチャイズの窓口」、クレジットカード比較4サイトを売却。その後は売却した資金をもとに、「事業家集団」として新たなビジネスの種まきに奮闘中。

【YouTubeチャンネル】
https://www.youtube.com/channel/UCbxAeKe2f9WZGbKy1jHV0Dw

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