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投資家として、経営者としてのM&A経験|Vol.075 | M&A BANK

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2018.09.11

投資家として、経営者としてのM&A経験|Vol.075

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今回もお楽しみに。

島袋
今回も、サムライト株式会社 創業者、兼、コンビニ唐揚げ評論家の柴田さんに来ていただいてます。
前回もファミマの唐揚げを見事当てられて、すごかったですね。
でも今回の唐揚げは、マジで強敵ですよ。

柴田
本当ですか。楽しみにしてます。

島袋
ではそれはまた、後半部分で!

すでに4回、M&Aに関わっていた

島袋
ではM&Aの話に入りましょう。
自社でも4社M&Aに携わっていたというお話がありましたが、具体的にどういうM&Aに携わったんでしょうか?

柴田
投資先のM&Aに携わった形になります。
私は基本的にはメディア事業を作ったり投資することが多いので、ほぼメディア事業の売却に携わったっていう感じです。

島袋
どういう立ち位置で関わられました?

柴田
投資家として、交渉のところを。バリュエーションの相談や、どう風見せたら買い手に評価されるか、といった部分も含めてお話をしていました。

島袋
言える範囲でけっこうですが、どう見せたらいいバリュエーションがつきやすいんでしょうか?

柴田
いいバリュエーションがついたこともつかなかった事もあるので何とも言えないですが、「何を評価してもらっているのか」を明確にすること。
あと、買った後のシナジーですね。どういう価値を出せるかを具体的に織り込んでいくことは、まず前提にあるのかなと。

後は、アーンアウトなど、買う側のリスクをコントロールしたり、ロックアップのような細かい条件を最終的に擦り合わせていくなかで、金額のところも調整できるケースもあるんじゃないかなと。

島袋
ケースによって、ってことですね。
ちなみにサムライトさんは、途中で資金調達をされてからM&Aをされてますよね?

柴田
実はサムライトは私個人のではなくて、私のファンド100%で会社を作っているんです。なので、資金調達も自分のファンドからしているので、ポンプ的というか…
一部外部のVCさんからも調達をしていましたけどね。

 

買い手社長が、突然オフィスへ

島袋
運営している会社のチームや社員はどういう状況だったんですか?

柴田
社員には買収が決まってからも伝えていなくて、発表の前日くらいに伝えましたね。

島袋
どんな感じのリアクションでした?

柴田
その時は、実は朝日新聞社の社長さんにオフィスに来てもらったんですよ。

島袋
ほう!

柴田
黒塗りの車でいらっしゃって。びっくりしてましたね。(笑)

島袋
ポカーンですよね(笑)
たぶん、その夜LINEでいろんなメッセージが飛び交ってたでしょうね。

柴田
(笑)かもしれないですね。
買い手側の協力がないとできないことではありますが、しっかり協力していただけたということで、この会社なら安心できるなと思ってもらえたと思います。

島袋
日本でもM&Aがますます盛んになっていくと、昔よりも、会社の株主や代表が変わることも増えていきますよね。それを当たり前だと思う時代がもう来るんじゃないかなと思います。
そんなに驚かず、「また今回も変わったんだー」と。アメリカみたいに。

まさかの苦戦

島袋
まだいろいろ聞きたいんですが、唐揚げの時間になりました。
今回はかなり手ごわいですよ。大丈夫ですか?

柴田
きましたか。やってみます。

島袋
ジャジャーン!

柴田
これコンビニ唐揚げですか?

島袋
まあまあまあ。

【試食中…】

柴田
これ難しいですね。味の記憶が出てこないです。
美味しい。……でもわからない。食べたことないです!

島袋
テレフォン使いますか?(笑)

柴田
フィフティ:フィフティで。

島袋
では、フィフティ:フィフティいきますよ。

A、ポプラ(コンビニ)の唐揚げ
B、南昌飯店(中華料理店)の油淋鶏の部分を使った唐揚げ…

柴田
(笑)では、ポプラ?

島袋
ファイナルアンサー?

柴田
ファイナルアンサー!(笑)

島袋
………残念!!

柴田
えー!!コンビニじゃないじゃん!(笑)

島袋
ということで、今回はここで終わりです。
またM&A BANKでお会いしましょう!

【出演者情報】
■柴田 泰成:サムライト株式会社‐創業者
楽天株式会社に新卒入社し、複数の新規事業立ち上げに携わる。社内の新規事業コンテストにて優勝を果たし、2012年に株式会社リクルートに入社後も新規事業の運営に従事。同年にサムライト株式会社と独立系VC「ソラシード・スタートアップス」を設立し、代表取締役を務める。2016年にサムライト株式社を売却。
■島袋直樹:IdeaLink株式会社-代表取締役
2017年12月、自社メディア5媒体を上場企業に事業譲渡。尊敬するじげん社に倣い、「事業家集団IdeaLink」を目指す。

【サムライト株式会社のM&A実施背景】
ベンチャー企業によるプレゼンテーションイベント「モーニングピッチ」をきっかけに朝日新聞社のメディアラボとの交流がうまれ、2016年4月に全株式を売却。朝日新聞傘下で既存事業のオウンドメディアの企画・運営支援を行う他、共同での営業・商品企画なども進める。

【M&A BANK YouTubeチャンネル】
https://www.youtube.com/channel/UCbxAeKe2f9WZGbKy1jHV0Dw

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