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優秀&やり手な買い手代表!待望の再登場【ポート・春日代表】|Vol.365-368 | M&A BANK

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2020.12.17

優秀&やり手な買い手代表!待望の再登場【ポート・春日代表】|Vol.365-368

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過去にもインタビューイベントで豊富な買収経験に基づく示唆だらけのトークを披露してくださったポート社代表・春日さん。 今年2件続けて行った大型買収についてM&A BANKでも取り上げていましたが、今回はいよいよご本人にお話を伺います。 買い手だけでなく、売り手の皆さんも要チェックです!

▶動画の一気見はこちらから◀

春日 博文氏 ポート株式会社 代表取締役CEO
1988年埼玉県生まれ。在学中に新卒採用支援業やプロモーション支援を個人事業主として開始。2011年、大学卒業と同時にソーシャルリクルーティング(現:ポート株式会社)を創業。2018年東証マザーズ上場。人材、金融、医療領域でビジネスを展開する。 ポート社HP:https://www.theport.jp/

■島袋 直樹 M&A BANK株式会社 取締役会長
シリアルアントレプレナー。26歳でインターネット広告代理店を創業、年商20億円規模に成長させる。2016年に同社を分社化し、インターネットメディア運営を主体とするIdeaLink株式会社を創業。2017年12月、自社メディア5媒体を上場企業に事業譲渡し、2018年3月よりM&A BANKの運営を開始。「事業は創って売る」をモットーとする。「会社は伸びてるときに売りなさい。」の著者。

 

 目次 

#365 【就活会議買収!】優秀&やり手な買い手代表、ポート社春日さん待望の再登場
#366 【高額買収の謎】外壁塗装マッチングサイト事業の高評価ポイントとは
#367 【M&A戦略変更の謎】大型買収が減る中、あえて大型狙いでいく理由
#368 【M&Aとのれん償却】強い買い手の宿命・のれん償却の重み

 

 

#365 【就活会議買収!】優秀&やり手な買い手代表、ポート社春日さん待望の再登場

 

毎度キレッキレ!優秀&やり手な買い手代表、春日氏登場

  • 春日博文氏(32)経歴おさらい
    大学卒業後にポート社<7047>を創業、経営歴約10年
    デジタル化が進んでいない領域・非日常領域のインターネットメディア事業を主力とする

 

今回は2020年7月1日のリブセンス社「就活会議」買収を深掘り

  • 「就活会議」は同じ領域でも、使用シーンが違った
    就活ノウハウを集めているポート社の「キャリアパーク」に対し、「就活会議」では資産として価値の高い口コミを蓄積していた
    大きなシナジーが見込めたため、事業提携を打診
  • 出資の前に、まずは取引から
    基本合意の半年近く前から取引を開始
    送客された会員がどう動くかを確かめることができた
  • 取引を通じて大きなシナジーを確信
    取引の中で、高いユーザーのユニーク率を確認
    事前に取引をしていたため、より確度の高いM&Aができた

 

基本合意時は15億だったのが、最終的には8.5億に

  • 大幅値下げ、最大の理由はタイミング
    基本合意時はコロナ感染者が増える直前のタイミングだった
    その後、クローズ予定だった4月末に向けて状況が一変
    会社の業績も伸び悩み、買収は難しくなった
  • 誰もが買収を渋る時期にあえて決断した理由
    いずれは必ず必要なサービスだった
    同じ価値のあるものを自分達で1から作って参入するコストを考えれば、買収するのが妥当との判断に
    支払いは3年間で分割して行う形で着地

 

▶動画はこちら

 

 

#366 【高額買収の謎】外壁塗装マッチングサイト事業の高評価ポイントとは

 

ほぼ同時期に2件買収⁈ もう1件のドアーズ社の買収は?

  • 営業利益2200万円の外壁塗装マッチングサイト事業を16億円で買収した要因
    ①調整後の営業利益は1.73億円だった
    ②コロナの影響で住宅への投資が増え、問い合わせも増えていた
    ③現預金2.5億円も含まれている
    ④買収資金を全額融資で賄え、手元からの持ち出しがなかった
  • PMIで注力していること
    集客の効率化
    反響単価を下げる取り組みとして、広告の効率化を進め、さらに営業利益を上げている
  • 今回のディールの成功ポイント
    ドアーズの非常勤の執行役員に、買収後社長として成長に寄与してもらった
    人材の流出も起こらず、安心してオペレーションを任せられたので、買い手側は得意とするマーケティングに注力してさらに成長させることができた

 

▶動画はこちら

 

 

#367  【M&A戦略変更の謎】大型買収が減る中、あえて大型狙いでいく理由

 

戦国時代真っ只中の外壁塗装業界

  • 「リフォーム業界に参入するなら、外壁塗装から」?
    限定公開部分の詳細はこちら
  • 大手が続々買収&参入。でも問題ない
    じげん社は以前にも外壁塗装事業を含む企業を買収していた
    最古参で最大級のマッチングサイトを買収し、No.1を守り続ける自信はあった

 

小規模のM&Aはやめた。M&A方針変更の理由とは

  • これからは「No.1」を取るためのM&Aを
    小規模なM&Aもたくさんしてきたが、これからは参入する領域でNo.1をとっていく
    周辺領域の展開も見込んだM&Aをする方針に
    これまで運営していた小規模メディアは売却した
  • M&Aの方針転換 決断の背景
    起業当初の、社会に大きなインパクトを与えたいという思い
    売上を積み増していくようなM&Aを続けていいのか疑問に思うように
    上場企業として、成長戦略をアップデートする必要もあった
  • 必須ではない中期経営計画を作った理由
    M&Aで売上を10億円ずつ積み上げる形での成長ではいつか鈍化してしまう
    年30%を超える成長を目指すのであれば方針の転換が必要と考えた

 

メディアの大型買収が減っている中、なぜできた?

  • 付随する資産の価値が高ければ、メディアも高く評価できる
    アフィリエイト型メディアは極端に減っている
    ポート社が買収した2社は、プロダクトだけでなく顧客資産を評価した
    付随する資産があり、横展開の可能性もあれば、今でも高く評価されるのでは

 

▶動画はこちら

 

 

#368 【M&Aとのれん償却】強い買い手の宿命・のれん償却の重み

 

積極的に買収する会社の宿命・のれん償却

  • のれんで減損・債務超過の可能性があるのでは?
    2度の大型買収を受け、ポート社は21億円ののれんを計上
    純資産も21億円。もし減損したら債務超過の可能性もあるのでは
  • コロナの影響を考えても、今のところはその可能性は低いとの見解
    就活会議:
    就職事業の事業利益率が高いため、問題なく回収できそう
    コロナの影響で売上が40%落ちた時期もあるが、直近の四半期は回復傾向
    シナジー効果も見込める、現状減損するリスクはないとの考え
    外壁塗装:
    コロナにもかかわらず成長している領域
    こちらも楽観視すべきではないが、現状は問題ないとの考え

 

監査法人を変えたのは、何か不都合があったから?

  • IFRS導入を可能にするための変更。
    IFRSへの移行も可能にしておきたかったが、監査法人に対応できないと言われた
    移行の選択肢をなくさないために、監査法人を変えることに

 

M&A・提携相談専用の窓口がある?その効果は

  • 一般の問い合わせフォームと別に設けた意義
    専用の問い合わせページを作ったことで持ち込みが増えている気がする
    過去に買収したメディアの大半も問い合わせから提案が来たもの

 

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