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2019.06.10

M&Aニュースピックアップ|19.6.3~19.6.7

安田あかね:M&A BANK編集部 ライター

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直近1週間で気になったM&Aニュースを取り上げ、関連情報と合わせてお届けします。
※メディア掲載のタイミングにより、直前の期間のニュースが一部含まれる場合があります。

「遠回りな買収」としてのアクセラレーター・プログラム

米小売企業がアクセラレーター・プログラムを企画、参加企業を発表した。

米小売ターゲット、テック買収で「顧客データ」活用を強化
米小売大手ターゲット(Target)は、自社のスタートアップ・アクセラレーター・プログラムを利用して、社内のデータ分析を向上させようとしている。
ターゲットは5月上旬、2019年に同社が実施している、ふたつのアクセラレーター・プログラムに参加するスタートアップ18社を発表した。…………
記事引用元:https://digiday.jp/brands/target-uses-startup-accelerators-strengthen-house-data-capabilities/

「スタートアップ・アクセラレーター・プログラム」とは
名前の通り、スタートアップを加速させるプログラムのことです。創業からサポートするインキュベータープログラムとは異なり、起業済みのスタートアップが対象になります。
もともとはベンチャーキャピタルが出資やサポートを行っていましたが、近年はオープンイノベーションを進めたい大企業がスタートアップとのつながりを求めて取り組む事例が増えている状況です。

テックソリューションの「インターン」でよりフィットする技術を手に入れる

今回取り上げた米小売大手・ターゲット社は2017年、2018年とテックサービス企業を2社買収しています。
今回のプログラムでは資金・作業スペース・試験運用の機会を与えて開発を進め、うまくいきそうなところを選んで提携することができるため、これによりターゲット社はさらに技術的な強みを獲得できることになりそうです。

技術的な問題を解決する方法としては、社内で開発を行う以外にベンダーへアウトソースするやり方もあります。
ただし、顧客情報を共有することによるセキュリティ上のリスクを抱えることになるほか、顧客との間に距離ができたり、コントロールしにくくなるというデメリットがあります。
そのため、ウォルマート、マクドナルドなど他の小売企業では、パーソナライズ化などの新分野で差をつける手段としてテック企業を買収するケースが増えています。

また、できあがったサービスを買収するのに比べると、今回のようなプログラムは「育てる時間」が余分にかかります。しかしその分、自社で必要なもの、使いやすい形に誘導することもできそうです。
ある程度距離を保ちながら自社で活用できそうな技術を育てられるという意味では、テック企業の買収は「技術者集団の正社員雇用」に例えらえるのに対して、今回紹介したアクセラレーター・プログラムは「技術者集団の有給インターン」と言えそうです。

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安田あかね:M&A BANK編集部 ライター

大阪大学人間科学部を卒業後、教育系企業に就職。新規事業部にて新サービスの運営基盤づくり、スタッフの管理育成やイベント企画に携わる。
IdeaLink社ではウェブマーケティング領域の業務を経て、M&A BANKの立ち上げ・運営に関わる。サイト管理の他、経営者インタビューや記事の編集を担当。

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