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旧臨報方式で上場、建設業界をIT化！【スパイダープラス・伊藤謙自代表】｜Vol.583-584

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2022.01.12

旧臨報方式で上場、建設業界をIT化！【スパイダープラス・伊藤謙自代表】｜Vol.583-584

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レガシーな業界のDX化、なぜできた？　建設現場の特殊な構造とは…
気になる上場準備の苦労、上場後の事業譲渡の意図にについても、かつて近似産業で働いていた島袋が根掘り葉掘り伺いました！

▶動画の一気見はこちらから◀

ゲスト■伊藤 謙自氏　スパイダープラス株式会社 代表取締役 CEO
建設資材商社営業、熱絶縁工事の施工管理を経て、1997年伊藤工業を創業。建設業界のIT化の遅れを自ら体感し、タブレット登場とともに建設業をターゲットにしたICT事業を開始。

聞き手■島袋 直樹　M&A BANK株式会社 取締役会長
シリアルアントレプレナー。26歳でインターネット広告代理店を創業、年商20億円規模に成長させる。2016年に同社を分社化し、インターネットメディア運営を主体とするIdeaLink株式会社を創業。2017年12月、自社メディア5媒体を上場企業に事業譲渡し、2018年3月よりM&A BANKの運営を開始。「事業は創って売る」をモットーとする。「会社は伸びてるときに売りなさい。」の著者。　Twitter

　目次　

【聞いてみた】建設業界をIT化できた理由・旧臨報方式で上場するメリット
【苦労とメリット】上場・上場後の事業譲渡を振り返って…

 

 

【聞いてみた】建設業界をIT化できた理由・旧臨報方式で上場するメリット

サブコンマスター!?伊藤社長登場!

建設業界を知り、IT化を掲げて創業
北海道出身、東京で建設関連企業に勤め、業界のIT化が遅れていることを痛感し、起業
自身が感じていたニーズに応え、生産性を上げるサービスを開発することを目指す

業界の雰囲気に近年変化が
セキュリティ等の問題からIT化への抵抗も強かったが、人手不足で生産性向上に関心が高まりスーパーゼネコン等でクラウドの利用が進んできている

 

レガシーな業界のIT化

スパイダープラスのIT化戦略
初代iPadを見てペーパーレス化を確信し、サービスの開発をスタート
ユーザー数が多いサブコンの現場監督に製品の良さをまず伝えれば、業界全体への浸透が期待できると考えた

業界へ浸透させるためのもう一工夫
業界のトップ企業と一緒に開発をしたため、ユーザーに使いやすい製品が生まれ、口コミも広まりやすかった

 

【IPO】旧臨報方式とは？

旧臨報方式上場のメリット
海外の長期間保有が見込める投資家にまで知ってもらうことができる
目論見書などを英語で作る必要がないため、グローバルオファリングに比べると格安

 

▶動画はこちら◀

 

 

【苦労とメリット】上場・上場後の事業譲渡を振り返って…

 

上場を目指したきっかけ

増資をきっかけに上場を本格検討
ユーザー数の増加にも手ごたえを感じていたため、上場準備を始めることに

実は予定より1年遅れての上場
しかし、準備をしっかりして上場したからこそ時価総額が高かった面もあるため、1年遅れたこと自体マイナスとは感じていなかった

上場準備で一番しんどかったのは…
証券会社や東証からの質問の嵐
97年創業で社歴が長い分、整理が必要な部分も多く、対応が大変だった

上場して一番変わったこと
取引や問い合わせが増え、人材募集には今までの10倍人が集まるようになった

 

上場後に事業譲渡した？

譲渡を決意した経緯
企業として成長を期待されているため、まだ伸ばしたい気持ちもあったが選択と集中のための譲渡を決意
いいタイミングで買収オファーがあり、M&Aが成立した

今後は買収を行っていきたい
主に東南アジアで似たようなビジネスをやっている企業と一緒に（M&Aまたは業務提携など）やりたい

今後の成長戦略
新規に獲得した顧客の2,3年後の伸びを重視している

 

▶動画はこちら◀

 

 

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