2022.01.22
日米フランチャイズの懸け橋【藤田一郎氏】|Vol.589-590
あのビジネスを始められたのはこの方のおかげ!!懸命なストーキングの結果生まれたこのご縁、皆さんにご説明いたします。
ゲスト■藤田 一郎 I. FUJITA International Inc, 代表取締役
1980年にI. Fujita International, Inc.を設立、当初は貿易会社としてスタートした。I. Fujita International, Inc.代表取締役とフランチャイズタイムズジャパン会長を兼任する。米国アントプレナー誌から「Excellent Entrepreneur Award」(起業家最優秀賞)を受賞。2017年には Global Franchise Magazineの「フランチャイズ業界のグロバリゼーションに貢献した21人」に選ばれ、米国フランチャイズ事情に最も精通する人物として認められた。近年はフランチャイズのグローバル化に貢献し、多方面で講演活動を行なっている。
聞き手■島袋 直樹 M&A BANK株式会社 取締役会長
シリアルアントレプレナー。26歳でインターネット広告代理店を創業、年商20億円規模に成長させる。2016年に同社を分社化し、インターネットメディア運営を主体とするIdeaLink株式会社を創業。2017年12月、自社メディア5媒体を上場企業に事業譲渡し、2018年3月よりM&A BANKの運営を開始。「事業は創って売る」をモットーとする。「会社は伸びてるときに売りなさい。」の著者。 Twitter
【アメリカの大恩人】に聞く米国フランチャイズ事情
島袋のアメリカのブラザー!!藤田さん登場!
FUJITA International Inc,の藤田一郎さん
1980年に貿易会社として設立、現在の主幹事業は日米のフランチャイズの導入支援
47年前、留学を機に渡米、73歳になる今も30代の気持ちでビジネス継続中
藤田さんが日本への導入を支援してきた案件
カールスジュニア、アウトバックステーキハウス、ジャンバジュース
クラブピラティス、オレンジセオリーなど
過去35年間で100近いフランチャイズブランドに関わってきた
藤田さんが思う起業家に必要な資質
いろいろ考える前にまずは恐れずに飛び込むこと!
島袋はアメリカまで藤田さんを訊ねに来たため資質があると感じた
2016年に東京で共同でイベントを開催
世界各国の有名ブランドが集まるビジネスショー「IFE(International Franchise Expo)」を東京で開催
その後クラブピラティスを所有するXponential社を紹介され、日本でのマスターフランチャイズ権獲得につながる
日本とアメリカの違い
日本の方がIPOを行いやすい印象
アメリカでは約1,000億円ほど売上がないと上場できない
事業を拡げる目的であれば日本の方が比較的ハードルが低い
IT領域のおすすめフランチャイズ例
・ロボット技術を活用した領域
・テスラを代表とするエレクトリック領域
アメリカでは介護事業が流行っている!?
アメリカでは介護事業が今ホット!?
アメリカも高齢化が進んでいるため、ケアギバーの需要が高い
1000億円で買収された企業も出てきている
アメリカと日本の介護事業の違い
・日本ほどの手厚いサポートはないので、多くの場合は自分でのケアが必要
・住宅スペースは日本より広く、多くの人が自宅での介護を望んでいる
・保養地やホテルなど、施設と介護のサービスがブレンドされた事業も広がりを見せている
日本企業がマスター契約を取得する注意点
アメリカはとにかく契約社会!!ご注意を
①条件をしっかりと読む
②現実的な数をコミットする
③頼れるコンサルタントに入ってもらい日本の事情を説明してもらう
海外ブランドを日本で展開するベストな方法
①日本に適した条件でマスター契約を締結する
②狭いエリアから事業を始め、軌道に乗った時点で段階を踏んでマスターを放出する
過去の成功例から学びを得る
セブンイレブンの例などを参考にまずは段階的なマスター契約を検討しましょう
▶動画はこちら◀
【米国進出】アメリカのフランチャイズのプロからのアドバイス
ビジネスの核はコミュニケーション
権利取得はスタートライン
権利を得たあとの人間関係を大切にすることによりその後の問題を乗り越えていける
本当にビジネスを成功させたいのであれば、言語で問題が生じないよう語学の習得/優秀なチームの組成は必須
アメリカに進出する際に注意すべきこと
大事なのは味だけじゃない
味ももちろん大事だが、加盟店サポート・ブランディング・マーケット理解がなければ中途半場な品質になる
自社でアメリカに作った直営店をベースにフランチャイズを立ち上げて伸ばしていくのがベスト
アメリカでビジネスをしたいなら『フランチャイズ法』をおさえること
アメリカでフランチャイズ経営するなら現地に会社を持つ必要がある
『ライセンス』の活用も
ライセンスはフランチャイズ法を避けて日米間で契約することができる
その場合はライセンシーとのコミュニケーションをサポートできる人材が必要不可欠
コロナ禍をチャンスと捉える!
大切な情報
フランチャイズの原点はアメリカ!コロナ禍からもどう復活していくか、アメリカの動向はチェックしておくべき
▶動画はこちら◀
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