グループ会社化・本体の経営企画へ参画【テスティー・横江優希代表】｜Vol.591-592

今回は、M&A後も買い手の下で経営を続ける元売り手が登場！
スタートアップ特化型会計事務所・セブンリッチグループへのジョイン、なぜその選択に至ったのでしょうか。

 

 

　目次　

【売却後も経営継続】グループ会社化・本体の経営企画へ参画した経緯
【売却後の変化】「一部の株を持ったままグループ入り」のその後

 

 

【売却後も経営継続】グループ会社化・本体の経営企画へ参画した経緯

 

株式会社テスティー 横江社長登場!

2020年末にセブンリッチグループ入りした株式会社テスティー
2015年創業、データ関連事業を主軸としたWebマーケティング企業
自社アプリの会員への広告配信・ネットリサーチを行う

 

当初はM&Aを想定していたわけではなく…

資金調達時の目標は？
特にIPOやM&Aなどの方向性は決めていなかった
縁のあったVC・グローバルカタリストパートナーズジャパンから調達

セブンリッチグループとは創業当時からの付き合い
知人の紹介で、大学時代に起業したときからお世話になっている
テスティーでの資金調達時には代表の服部氏に社外取締役になってもらった

 

売却に至った経緯

M&Aを2020年に決めた理由
IPOはやや面倒に思う気持ちがあった一方、外部資本が入っていたためEXITの必要性は感じていた
売上が伸びて決算の状態も良くなってきたことを受け、VCや服部氏と相談してM&A方針に

実際の買い手以外にも候補は探した
セブンリッチグループには最初から買収の打診はされていた
アドバイザーをつけ、他社ともやり取りしたうえで改めてセブンリッチグループへ譲渡することに

全部は売らず、一部持ち続けている
横江さんが一部持ち続け、それ以外の株主が持っていた株を含む過半数をセブンリッチグループに譲渡
今後も様々な選択肢をとれるよう、出口は明確に定めていない

売却金額の決め方
営業利益5年分と現預金から算出する一般的な計算方法と、他の会社からのオファーも参考に決定

 

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【売却後の変化】「一部の株を持ったままグループ入り」のその後

 

【売却後】会社での横江さんの動きは?

売却後、メンタルに大きな変化が
現在はテスティー社の代表・セブンリッチグループの経営企画メンバーを兼務
業務内容は変わらないが…

経営企画メンバーとしての役割
・新規事業を作る ・既存事業を伸ばす ・投資判断

 

シナジーは無かった!?M&Aした理由

シナジーが少ないのに買われた理由
同業他社ほどわかりやすいシナジーはないものの、テスティー社が入ることでグループのマーケティング面を一気に強化できた

売却後のモチベーションは？
資本構成は変わったが、ポジションは変わらず干渉もなく、自由度の高い環境で働けている
大きなグループで未経験の領域で力を発揮できる楽しさもある

 

【今後について】会社に残る？独立する？

2022年の目標は？
ロックアップ契約に関係なく、変わらず経営を続けたい気持ち
グループとしても、横に広げた事業を深堀りしていく方針

 

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