2018.09.29
こんな企業なら買いたい|Vol.083
アドウェイズへ売却も、アリ
島袋
岡村社長、昔と違って、今はIPOとM&Aの両方を検討する企業も増えている状況ですが、売却先にアドウェイズ社を検討するのは「アリ」なんでしょうか。
岡村
もちろんです。
島袋
その際はどうすれば?
岡村
そこは御社経由で!
島袋
おっ、ありがとうございます!!
では、アドウェイズさんへの売却を検討されている方は、M&A BANKまでお問い合わせお願いしますね。
※ウェブサイトをご覧の方は、画面右上の「お問い合わせ」からご連絡ください!
顧客と営業基盤をあげます。その代わりに
島袋
どういうジャンルが検討対象に入りますか?
岡村
新しい広告領域のテクノロジーを持っている会社で、技術に強い会社が売却を検討されている場合はかなり積極的に行かせてもらいます。うちにも技術者はいますし、技術は強化しているんですが、強みに持っている会社と組むことが出来ればすごくいいなと。
うちは顧客もありますし、営業基盤もあるので売る力はあるんですね。ただ、どんどんテクノロジーがどんどん進化しているので、技術の最先端のところにいる会社と組むことでシナジーが出ると思うので、そういうパターンはいいですね。
あとは、例えば海外でスマホの領域のマーケティング事業をやっている会社などは、積極的に求めてます。
島袋
キーワードで言うとスマホ・海外・テクノロジーですね。
事業譲渡ではなく人は残ってもらうパターンですか?
岡村
一緒にやっていきましょうという感じを出していきたいので、100%じゃない方がいいかもしれないですね。6:4とか7:3でもいいと思います。
島袋
将来的には子会社の上場というのもお考えですか?
岡村
上場をどうしてもしたいのであれば、上場を目指して頂いてもいいと思います。その辺はあまりこだわりはないです。
島袋
では、技術系・テクノロジー系の会社でM&Aを検討されている方、少し視野に入れている方は、M&A BANKまでお問い合わせをお願いします。
事前に内容を確認して頂いて、ぜひ会いたいということになれば、アポイントを設定します。
もしかしたら、お寿司もついてくるかも?
岡村
つきます。
島袋
お寿司もついてきます!
赤字でも気にしなくていいです。その代わりに
島袋
特に利益が出ていなくてもいいんですか?
岡村
そうですね、そこはこだわっていないです。
島袋
よくテクノロジー系の企業で、開発はできるものの資金が足りなくて、どこかに救済してもらいたいというようなことはありがちですよね。そういう案件でもいいんでしょうか?
岡村
ええ、一緒にやっていきましょう。
あるプロダクトにかけていて、それを伸ばしていきたいといった場合も、うちが営業をしてクライアントを持ってきて、資金も提供します。
その代わり、その技術をもっと強化してもらいたいです。
なので、一緒にやっていきましょうという感じであれば赤字でも全然問題ないです。
広告の運用をもっとわかりやすくするために
島袋
最後にアドウェイズ社の「今後の成長戦略」について教えてください。
岡村
アドウェイズ社の主力の広告事業をグローバル展開していきます。
今はクライアントのニーズもかなり高まっていますし、広告の配信の仕方が進化して高度になった分、昔よりも効果を出せるようになっています。
しかし、クライアントからすると難しい側面もあるので、もっとシンプルに、効果をわかりやすくお見せできるような会社に変わっていかなければ、この市場で勝っていけないじゃないかと思っています。
我々としては「人がやるべき事」と「人がやらなくていい事」を分けて、人にしかできないクリエイティブなところに人は特化して、それ以外は機械がやるという風に完全に自動化させていこうと。
そうすることで、クライアントに対して新しいクリエイティブの提案や、新しい広告のマーケティング戦略の提案に時間を使う事ができる。
こういう部分で顧客満足度を最大化しながら、日本だけでなくグローバルに行なっていきたいと考えています。
島袋
今後ますます楽しみですね。
これで最後なんですが、また岡村社長に出演していただけませんか?
岡村
そうですね…。
島袋
あれ!?ダメ!?ダメですか?(笑)
岡村
大丈夫です。(笑) 喜んで!
島袋
ありがとうございます。
では皆さん、M&A BANKでまたお会いしましょう。
■岡村 陽久:株式会社アドウェイズ‐代表取締役社長
中学卒業後、訪問販売会社に入社。毎日休まず12時間の営業活動を行い、17歳で月収100万円を稼ぎ出す。2001年に株式会社アドウェイズを設立し、代表取締役社長に就任。アフィリエイト広告事業を軸に急成長を果たし、2006年に26歳で東証マザーズへ上場。
■島袋直樹:IdeaLink株式会社-代表取締役
2017年12月、自社メディア5媒体を上場企業に事業譲渡。尊敬するじげん社に倣い、「事業家集団IdeaLink」を目指す。
【株式会社アドウェイズのM&A概要】
海外進出を始めた当初は現地へ社員を派遣し、0から立ち上げを行っていたが、以降は東アジア中心に現地法人と資本提携をする形で進出、拡大。その他、事業拡大、人材獲得を目的としたM&Aも行っている。
【M&A BANK YouTubeチャンネル】
https://www.youtube.com/channel/UCbxAeKe2f9WZGbKy1jHV0Dw
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