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若き二代目社長が振り返るM&A【リグナ・柳父社長】|Vol.405-407 | M&A BANK

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2021.03.18

若き二代目社長が振り返るM&A【リグナ・柳父社長】|Vol.405-407

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今回は弱冠31歳にしてプロ経営者を務める柳父豊さんが登場!一風変わったキャリアや社長就任の経緯、社長就任と並行して行われたM&Aについて伺いました。

 ▶動画の一気見はこちらから◀
ゲスト■柳父 豊氏 リグナ株式会社 代表取締役社長
1989年大阪府生まれ。立命館大学の建築学科卒業後、内装系の大手上場企業に入社。不動産ベンチャーに転職後、会社員をしながら副業で”紳士の社交場”をコンセプトした移動式のミュージックバー「ZIPCODE Tokyo」を起業する。その後、洗濯代行サービス 「WASH & FOLD」 を展開する株式会社アピッシュで社長室室長として経営に携わる。2019年8月にリグナに入社し、社長室室長として活躍。2020年10月、代表取締役社長に就任。リグナHP 

聞き手■冨岡 大悟 M&A BANK株式会社 代表取締役/公認会計士
KPMG/あずさ監査法人のIPO部、フロンティア・マネジメント株式会社でのM&Aアドバイザー業務を経て、オーストラリアに駐在。日系企業の海外進出支援、事業開発業務等に携わる。帰国後にTOMIOKA C.P.A OFFICEを開設。IdeaLink株式会社のCFOの他、上場準備会社を中心に3社の社外役員も務める。

 

 目次 

【二代目社長】平成元年生まれのプロ経営者登場!|vol.405
【M&A】創業者の株を超老舗に100%売却するまで|vol.406
【大企業との経営統合】これから挑む人に伝えたい、PMIのハードさ|vol.407

 

 

【二代目社長】平成元年生まれのプロ経営者登場!|vol.405

 

おしゃれな家具ECを展開する、若き2代目社長が登場

2003年創業・リグナ株式会社
実店舗のない家具ECの先駆け、CG・VRの制作事業との2軸で展開
2020年から柳父さんが社長に就任
家具のメディアのような一面も
現在は800平米のリアル店舗も持ち、OMOの形で展開

平成元年生まれ⁈柳父社長プロフィール
大学では建築を専攻、ナイトクラブのイベント企画もしていた
大手照明会社に就職後、東京で副業起業

それぞれが会社の承認を得て共同起業
大学時代の友人が会社と相談した結果、副業起業を勧められた
その共同代表に柳父さんを誘い、創業へ

リグナ社の社長を引き継いだ経緯
組織の壁にぶつかり、創業者が役員候補を探していた
知人を介して創業者と繋がった柳父さんが社長室長に就任
半年後に社長に就任、現場指揮を任される

 

M&Aには社長就任前から関わっていた

社長交代・組織づくりの過程で事業の売却も
組織の壁を突破するため選択と集中を決断
アクセサリー事業を売却した

 M&Aも成長戦略を考える中で選んだ方法
創業者が100%持っていた株を売却することになったが、イグジットを最初から狙っていたわけではなかった

オーナーとの方向性のすり合わせ
柳父さんはIPOを目指したい思いもあったが腹を割って創業者と話し
やるべきことはやったうえで
オーナーの決断を尊重。M&Aをすることに

▶動画はこちら

 

 

【M&A】創業者の株を超老舗に100%売却するまで|vol.406

 

超老舗企業への100%売却の経緯

2020年10月に株式の100%を売却
売却先は1598年創業の綿半HD、織田信長の家臣が立ち上げたのが元⁈

当初はM&Aではなく、IPOを考えていた
最初は売却するつもりではなく、IPOを目指した資金調達を計画していた
代表就任前の2020年初頭から動いていた

資金調達もM&Aも、すぐには決まらない
コロナの影響もあり、M&Aまで約10か月かかった
急ぐ人も多いが、実際には難しいことが多い

4社の仲介を駆使した方法

仲介会社4~5社に依頼⁈
よくない噂を聞き、専属契約は外した
専属契約を結ぶとしても、短めにした方がいい

同じ会社を複数の仲介から薦められたら…
最初にその会社を提案した仲介に依頼する形に
仲介によっておすすめ度が異なることもあった

仲介会社・担当者の差は大きい
デリケートな話をする相手にもなるので、信頼できる担当者に出会うことが大事
実績のある人を直接紹介してもらえるとベスト

オーナーと経営者、仲介とのやりとりは
柳父さん・創業者それぞれが仲介とやりとりをしたが、仲介によって比重を置く相手に違いはあった

最後は創業者が決断
最終的に2社に絞ってからもかなり悩んだ
結局いくらになったか知っているのは創業者のみ

 

▶動画はこちら

 

 

【大企業との経営統合】これから挑む人に伝えたい、PMIのハードさ|vol.407

 

M&Aにはかなりの労力が必要

DD用資料の作成はかなりハード
管理会計を理解した人が正確に説明する必要がある
リソースが限られる中で準備するのが大変だった

早めにいろんな選択肢の検討を
方針を途中で変えると作業が更に増える
M&Aも資金調達の一環で考えておいた方がいい
特にコロナ禍の今、M&Aは成長戦略として有効な手段になりやすい

 

M&Aは成立してからが本番

PMIは本に書いているより100倍大変
文化的な統合は経営の統合以上に大変。最初にキーマン同士が緊密に連携すること

実際に仕事を共にするのは現場の人
買収経験の多い会社はやりやすい部分も?
詳細はこちら

M&Aで本当に大事なのは「M&A後」!!
統合のしかた・計画を立てるのに3か月かかった
実際の統合にも時間をかけて取り組んでいく

 

▶動画はこちら

 

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