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ヒット事業の売却と経営者の"燃え尽き”【once in・長坂賢介代表】|Vol.731-732

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2022.09.24

ヒット事業の売却と経営者の”燃え尽き”【once in・長坂賢介代表】|Vol.731-732

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時流に乗っていた冷凍総菜ビジネスを売却、なんと当初の営業利益の15倍の評価で買収されました。その経緯とは…?

▶動画の一気見はこちらから◀

 

ゲスト■長坂 賢介氏 once in株式会社 代表取締役 
1978年、静岡県生まれ。外食歴20年。生後、二分脊髄の障害を抱え18歳まで子ども病院で入退院を繰り返す。手術の回数は20回以上。17歳の時に米国サンフランシスコに語学留学。高校卒業後、本田技研工業(株)、予備校を得て大阪の医療学校に入学。1ヵ月で中退し日雇いバイトをしながら大阪の劇団に所属し舞台美術、大道具、小道具を担当しアトリエを開催。その後、大阪市内で店舗展開をするイタリアンバールに配送スタッフでアルバイト入社。6ヵ月後に店長兼バリスタとして3店舗の店長を歴任。TV番組「マネーの虎」で一世を風靡した小林事務所に入社しイタリアン業態マンマミーア心斎橋店、 和食の創作料理「庵」川西店勤務、その後朝日新聞多摩センター 営業所(営業・配達・集金)を経て 2004年25歳で大阪市西区新町で10坪のイタリアンバールを独立開業。坪売上30万以上、テレビ取材、ラジオ出演、日経MJ、飲食店専門誌、メディア取材多数。

聞き手島袋 直樹 連続起業家・M&A BANK株式会社 取締役会長
全米600店舗展開中の世界最大ピラティスチェーン「Club pilates」の日本とシンガポール法人の代表。上場企業への2度のM&Aによる億単位の売却実績を持つ。M&Aに特化したyoutubeチャンネル「M&A BANK」のメインMCのほか、薬用育毛剤「REDEN 」を販売するD2Cメーカー株式会社美元の代表を務める。2019年からシンガポール在住。「会社は伸びてるときに売りなさい。」の著者。 Twitter

 

 目次 

【冷凍餃子】一度白紙にしたら評価が3倍に!?M&Aの経緯に迫る
【M&Aと経営者】売却後の燃え尽き体験談、その後の目標の探し方

 

 

【冷凍餃子】一度白紙にしたら評価が3倍に!?M&Aの経緯に迫る

 

食品EC事業を売却!長坂さん登場

once in の事業内容
楽天などのマーケットプレイスでもつ鍋と餃子をメインに300点以上を取り扱うEコマース

コロナ禍の食品EC事情
非常事態宣言などで巣ごもり需要が増え、事情全体が大きく伸びたが、状況に合わせて乱高下
現在は少しずつ落ち着き始めている

株を100%譲渡、現在はロックアップ中
2022年2月に会社の株式をすべて譲渡、現在は2年間のロックアップ中
株主から何か言われることもなく、自由なまま 特に変化はない

売却・買収を同時に検討、一度破談になった後3倍でオファーが!?

当初は買収も検討していた
総勢のキャパシティに限界を感じ、M&Aを検討し始めた
事業成長のためなら買収でも売却でもよかった

破談直後に3倍の価格でオファー!?
コロナかでも食品ECの需要急増に伴い業績が好調に
売却したくなくなり、3倍で提示するもすぐにオファーが来た

 

M&Aで重要なのはタイミング

冷静な目で自社を評価していたからこそ掴んだチャンス
自社が置かれている外部環境を冷静にキャッチアップすることが重要
コロナかで食品ECの需要が高まっていることを感じていた

 

M&Aで大変だったこと…最後は号泣!

一番大変だったのは、社長の精神面
これまで会社を中心に生活してきたので、会社売却後の人生を考えるとものすごい不安に襲われた
調印式では手紙を読みながら号泣

 

▶動画はこちら

 

 

【M&Aと経営者】売却後の燃え尽き体験談、その後の目標の探し方

 

売却後に燃え尽き…どう克服した?

燃え尽き対策
①やりたいことをリストアップ
(例:キャンピングカーで日本一周、大型バイクで北海道一周)
②ロックアップ完了後に生かすため、ビジネスアイディアを毎日ひとつ考える

 

M&Aを検討している経営者の皆さんへ

M&Aは事態が悪化してから考えるべきではない
ネガティブなイメージを捨てて、選択肢の一つとして積極的に検討すべき
M&Aは事業を成長させる大きな武器になる

 

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