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資金調達のプロに聞いてみた【Gazelle Capital・石橋孝太郎代表】|Vol.740-741

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2022.10.12

資金調達のプロに聞いてみた【Gazelle Capital・石橋孝太郎代表】|Vol.740-741

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スタートアップ投資TVの石橋さんがついに登場!資金調達の疑問をぶつけまくりました。

▶動画の一気見はこちらから◀

 

ゲスト■石橋 孝太郎氏 Gazelle Capital株式会社 代表取締役/代表パートナー
2016.11クルーズベンチャーズ株式会社を創業。取締役として、コーポレートベンチャーキャピタルの設立と運用に従事。同社にて創業初期の起業家を中心に投資活動を展開した。その後同社を親会社に合併させたのち、退職。TwitterFacebook

聞き手島袋 直樹 連続起業家・M&A BANK株式会社 取締役会長
全米600店舗展開中の世界最大ピラティスチェーン「Club pilates」の日本とシンガポール法人の代表。上場企業への2度のM&Aによる億単位の売却実績を持つ。M&Aに特化したyoutubeチャンネル「M&A BANK」のメインMCのほか、薬用育毛剤「REDEN 」を販売するD2Cメーカー株式会社美元の代表を務める。2019年からシンガポール在住。「会社は伸びてるときに売りなさい。」の著者。 Twitter

 

 目次 

【VC】スタートアップはどう資金調達するべきかプロに聞いてみた
【資金調達】スタートアップ投資TV・石橋さんに聞いてみた!

 

 

【VC】スタートアップはどう資金調達するべきかプロに聞いてみた

 

資金調達のプロが登場!

今回のゲスト・石橋さんの経歴
・クルーズベンチャーズ(株)を創業しCVCとして2年間活動
・創業初期の起業家を中心に30〜40社ほど投資活動を行う
・2018年に親会社に吸収合併して2019年、Gazelle Capitalとして独立
・DXをテーマにしたスタートアップ起業の創業期に特化して投資・支援を実施
・YouTubeチャンネル、スタートアップ投資TVを運営
・業界特化型で深く狭く情報をお届けしている

 

VCへあたる心得とは?

イグジットは大前提!
VCにあたる際はイグジットが大前提だと理解しておく
ファンドによってイグジットの規模・投資期間も変わる

 

ファンドを選ぶ時の注意点

投資期間の目安
どのVC・何号目のファンドかによって満期も違うので、イグジットまでの時間的制約も変わってくる
目安でいうと7年〜10年間

ファンド側の思考回路
投資先がすぐ成長することはあまりないので、早めの段階から投資を行いたいと考える

ファンド側の投資ルール
新規で投資をしていい期間が2〜3年ぐらいと大体決まっていて、満期近くなってから新規投資を行うことはできない

 

ファンドとのつながり方

スタートアップ村でつながる方法
村社会と揶揄されるほどまだ狭い世界なので、ファンドとつながるには知り合いの紹介で繋がっていくほうがベター

 

VCが求める投資の条件は?

投資条件によっては周りに相談した方がいい
1回の第三者割当増資で10~20%以内の株譲渡が望ましい
持ち分法が適応になるor利益率が低すぎる提案はNG

 

ファンドにあたる順番には注意

ファンドはリード投資を行っているところから
リード投資家と株価や契約内容を決めるので、まずはリード投資家から決めること

 

エンジェル投資家の注意点

投資家をミスると今後が大変になる
エンジェル投資家が適切な株価なのか判断できない可能性もある
業界に詳しい人からアドバイスをもらう方が良い

ダウンラウンドになると
株価を上げすぎた銘柄は、投資家が毛嫌いする傾向にあり契約書なども起業家に不利になってしまう

エンジェル投資家を利用する場合
適切に株価を設定しないと次回調達が失敗する可能性もあるので、知識が浅い場合はVCの意見も取り入れる

 

 

▶動画はこちら

 

 

【資金調達】スタートアップ投資TV・石橋さんに聞いてみた!

 

事業家が気を付けるべき契約書の内容

いつの間にかお金を引き出されている?!
買取請求権がいつでも請求できるようになっていると最悪会社が潰れる可能性もあるので要注意

契約内容によってはスムーズな事業の妨げに!
事前承認事項で株主の承認が必要な契約を結ぶと経営者の活動が制限されて、会社を伸ばす阻害要因になってしまう場合もある

J-KISSにも気をつけよう
J-KISSという資金調達の方法で、株価決定の先送りができるように思われているが実質できない
事前に仕組みを理解してから検討することが必要

 

資金調達の使いどころを見極めよう!

デットファイナンスとエクイティの使い分けは?
競合環境・今後の戦略・スイッチングコストなどにより、先に大きく資金調達をしたほうが良い場合は黒字でもエクイティで調達する

調達方法も賢く使い分けをしよう!
それぞれの調達方法の良さを理解し組み合わせると効率よく会社を成長させることができる

VCだけじゃない資金調達方法
エンジェル・株式型クラファン・RBFなど様々な調達方法を知った上で一番適切なものを選ぶ

 

ウケがいい最近のVCトレンド

SaaSはいまだにウケがいい
特にSaaS系は未だ強く、全体的にどの業界もハードルはあるがお金は集まる傾向がある

 

人気が出にくい理由は相性!?

VCにもそれぞれ色がある
リターンの見込みがいくら高くても調達しにくい理由には、VCによって色があるので会社とVCの相性の関係もある

 

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