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通信業界に一人で殴りこんだ社長の波乱万丈人生【エックスモバイル・木野将徳CEO】|Vol.610-612

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2022.02.24

通信業界に一人で殴りこんだ社長の波乱万丈人生【エックスモバイル・木野将徳CEO】|Vol.610-612

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何かと話題のサムライパートナーズ・入江代表から「面白い社長がいる」と聞き、お会いしてきました。
「直接金融で200億調達」を達成したという木野社長、衝撃の創業秘話とは……

▶動画の一気見はこちらから◀

 

ゲスト■木野 将徳 エックスモバイル株式会社 代表取締役社長兼CEO
高等学校を卒業後フランス料理店でギャルソン・パティシエの見習いを務める。19歳で起業、10社以上を創業するも失敗しホームレスも経験。その後いくつかの国を転々とし、マレーシアに移住。エアアジアの創業者であるトニーフェルナンデスの影響を受け通信への参入を決意。日本初の独立系格安通信キャリアを誕生させる。FacebookTwitterInstagram

聞き手■島袋 直樹 M&A BANK株式会社 取締役会長
シリアルアントレプレナー。26歳でインターネット広告代理店を創業、年商20億円規模に成長させる。2016年に同社を分社化し、インターネットメディア運営を主体とするIdeaLink株式会社を創業。2017年12月、自社メディア5媒体を上場企業に事業譲渡し、2018年3月よりM&A BANKの運営を開始。「事業は創って売る」をモットーとする。「会社は伸びてるときに売りなさい。」の著者。 Twitter

 

 目次 

【壮絶人生】携帯キャリア業界に殴り込みをかける社長の面白すぎる半生
【ハッタリ力】通信業界参入のため資金繰りに奔走した社長のすごみ
【注目】最強の「元気出る系経営者」は何を狙っている?

 

 

【壮絶人生】携帯キャリア業界に殴り込みをかける社長の面白すぎる半生

 

木野さんの自己紹介

創業から約8年、「エックスモバイル」社とは
通信会社「エックスモバイル」+スマホ・モバイルwi-fi製造のメーカー業も開始
フランチャイズ加盟店が全国に約800(※撮影時)
「格安携帯」という概念が存在しなかった頃から「携帯業界のLCC」を名乗って展開してきた

 

通信業界に参入したまさかの経緯

きっかけはある経営者の講演
マレーシア在住時に格安航空会社エアアジアXの社長の講演を聞いて感銘を受けたのがきっかけ
同じように挑戦したいと考え、大きな業界を探した結果通信業界の存在に気がついた

 

どん底人生とは?

マレーシアに住んでいたのはなぜ?
26歳の時に自分で作った会社をクビになり、連帯保証していた約1億円の借金は代位弁済になってしまった
名古屋で悪口が広がってしまったため、海外を転々とし、お金が尽きたマレーシアに滞在することに

実は17歳で起業!?
約10年間で12のビジネスを経験
HP制作・システム開発をする会社で顧客や外注先が飛ぶなどのトラブルに見舞われ、海外生活をすることに

エックスモバイル創業時はどん底状態だった
当時の所持金は5万円、ネットカフェ難民かつ多重債務者のため、携帯もクレジットカードもブラックという状態だった
マレーシアで時間ができたとき、ふと起業当初の気持ちを思い出し、残りの人生をかけてエアアジアXの社長のようになると決意を固めた

 

通信業界に決めた理由 

とにかく「大きい市場であること」が大事
規模の大きい市場から順に見ていき、いけると思ったのが通信業界だった
他国とは違い、日本では3社が市場を独占している状況を不思議に思い、自分が4社目になると決意

 

▶動画はこちら

 

 

【ハッタリ力】通信業界参入のため資金繰りに奔走した過去

 

元WILLCOM役員・鈴木さんとの奇跡的な出会い

マレーシアから日本へ飛ぶ飛行機で…
経営破綻したWILLCOMの再建担当役員だった鈴木さんと飛行機でたまたま隣に
携帯業界のLCCを同じように目指した者として、木野さんの野望を応援してくれた
エアアジアXで出会ったので、社名は「エックスモバイル」に

問題は「金」
参入には30億円は必要と言われたが、所持金5万円と正直に言うわけにもいかず、最低でも準備に必要と言われた1~2億円をまず用意すると約束

普通の方法では借りられないから…
銀行は代位弁済の過去があるためすべてNG
サラ金もすべて借りた過去があり、むしろ払うように言われてしまった
過去にキャッチセールスをしていたことを思い出し、歌舞伎町・新幹線グリーン車の車内・大阪で1500人近くに声をかけた

 

1億円の資金調達

1億円、最初の一歩は
心斎橋のホテルで相席した男性からで初めて100万円の調達に成功
男性の知り合いで今すぐ呼べる人を5人紹介してもらい、調達額は2000万円近くまで増えた
隣のテーブルにたまたまいた公務員の「木野さん」からも調達

 

その後も直接金融で調達、その額200億⁉

その後も様々な人から多額の資金を調達
5000万円を貸してくれた友人にも知り合いで一番のお金持ちを紹介してもらい、家具屋さんの社長だった木村さんから計5~6億円を調達
怖い人からも借りたことで追い込みをかけられ、苦しんでいた時には地元名古屋の先輩たちが10億円出してくれ、解決した

会社経営においては資金調達が重要
事業戦略にかかわる大きな仕事のひとつ
創業から運転・設備・拡大とまとまった資金が必要
エクイティで50億円調達したほか、CB転換社債、普通社債などあらゆる方法を駆使した

 

▶動画はこちら

 

 

【注目】最強の「元気出る系経営者」は何を狙っている?

 

エックスモバイル社の収益モデル

後発参入でちゃんと儲かるの?
月額15%のストック収入・奨励金に加えて街の電気屋さんとしての活動をして日銭を稼いでいる
回線数が1000を超えるとかなり収益が安定する

 

M&Aで拡大を目指す

エックスモバイルはこれから!
ようやく何かできそうな雰囲気になってきたところ
既に200億調達していても、勝負はこれから

なんでもある程度のことはできます
その企業が必要とする機能を搭載させた独自のスマホ・タブレットを作ることも可能

 

1番きつかったこと

実は今が一番きつい
たくさんの人を巻き込んでここまで来たので、絶対に結果を出さなければならない
今までで一番プレッシャーを感じている

 

▶動画はこちら

 

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