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VCが気にするポイントとは?|Vol.045 | M&A BANK

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2018.06.23

VCが気にするポイントとは?|Vol.045

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出資額に対して、どれだけ戻ってくるか?

島袋
今回も、「笑うメディア クレイジー」の伊藤社長に来ていただいています。
前回は、VC(ベンチャーキャピタル)さんに出資いただいている状態でベクトルにバイアウトされたので、どう報告されたのかなど、一連の流れをお聞きしました。

今回は、VCさんを入れてM&Aするにあたって「ここは気を付けたほうがいい」ということがあれば伺いたいと思います。僕はVCさんを入れたことがないので、経験者の伊藤さんからぜひお話を伺いたいです。

伊藤
結局、VCさんの大半が1番気にするのは「出資した額に対して、今回M&Aしたらどれぐらい返ってくるんだ」ってところじゃないですか。あとは株式のところじゃないですかね。

島袋
要は「何%獲得できるか」ですか?

伊藤
10%で1000万円出資したのが5億円ぐらいで売れるんだったら、その10%は5000万になる。5倍かぁ、みたいな(想定をするんじゃないでしょうか)。

投資先がM&Aを検討していて、よくよく話を聞いたら出資した時の時価総額より買収額が低くないか?というケースだったら、多分もめるんだろうなとは思います。

島袋
目安ってあるんですか?何倍ぐらいだったら多分VCとしてはオッケーだろう、みたいな。

伊藤
どうなんですかね、額によるんですかね。1.5倍とか?わかんないけど…

島袋
1.5(倍)ぐらいでいいんですか!?額によるか……。

伊藤
ほんとに額によると思いますね。

「優先株」ならよくても、「普通株」だとNGかも?


伊藤
それともう1つ、出資の形態が「普通株」で出資したのか、「優先株」で出資したのかでまたVCさんの思いは変わってくるんじゃないでしょうか。

島袋
普通株と優先株の違い、詳しく教えていただけますか?

伊藤
普通株は、普通に(株式)10%と1000万円を交換しようぜみたいな普通の出資の形態で、優先株は、買収額が出資した時の時価総額よりも低かった場合でも、元々出資した金額保証をするようなものです。

例えば、時価総額1億円で、1000万円を出資して、買収額が5000万円だったとします。時価総額1億円のところから(買収額は)半分になっちゃってるじゃないですか。
このとき、普通株で出資してたら、1000万円出資してたところ(戻ってくる金額は)500万円になっちゃうんですよ。これ当然(出資者は)嫌がるじゃないですか。

けど、優先株にしておくと、時価総額1億円で1000万円出資して(買収額が)5000万円になったとしても、1000万円は、ちゃんと戻せよっていうやつですね。

島袋
なるほど。それ、知らなかったら超危ないですね。

伊藤
危ないですね。よくわからずに「優先株で」って言っちゃうと、あとあと困ります

僕は2回出資してもらっていて、1回目は普通株で、2回目が優先株でした。
起業家側からしたらちょっとリスクなんですけど、投資家側からしたらリスクヘッジできるので、ある種、こっち(起業家)側が「優先株で」と言ったほうが、出資の話が進みやすいというメリットはあります。

島袋
なるほど。

伊藤
こいつ、攻めた時価総額で出資の話してくるなぁ……と思われても、「まぁ優先株だったらいいか」という話になったりして、資金調達に回ってるときは出資されやすくなります。なので、条件のカードとしては持ってていいやつなんじゃないでしょうか。

島袋
基本的にはVCさんは優先株(希望)で来ますよね?

伊藤
やっぱり(出資)額が上がってきたら、そういう話にはなりますよね。

島袋
うんうんう……いや~勉強になりました。

そういうことで皆さん、株式には気を付けましょうね。私もけっこう痛い思いしてます。(笑)

伊藤
え、そうなんですか?それは言わないんですか?(笑)

島袋
これはちょっと言えないやつです。(笑)
では次回もまた伊藤さんにご出演いただきたいと思います。ありがとうございました!

【出演者情報】
■伊藤新之介:株式会社LAUGHTECH-代表取締役CEO
学生時代からインターネット塾を経営。震災を機に友人に譲渡し、2013年4月にラフテックを創業。立ち上げから1か月で900万PVに達した「笑うメディアクレイジー」に注力。ソーシャル分析ツールの開発に強みを持つ。元エンジニア。

■島袋直樹:Idealink株式会社-代表取締役
2017年12月、自社メディア5媒体を上場企業に事業譲渡。尊敬するじげん社に倣い、「事業家集団Idealink」を目指す。

【株式会社LAUGHTECHのM&A概要】
ベクトル社がPR会社の範疇を超えてコミュニケーション全体を設計し、創出したコンテンツを最大に・かつ最適に流通させようとしていることを知り、融合に興味を持ち、2016年9月にベクトルグループに加わる。

【YouTubeチャンネル】
https://www.youtube.com/channel/UCbxAeKe2f9WZGbKy1jHV0Dw

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