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株主が納得する「投資とPL黒字化のバランス」とは?|Vol.102 | M&A BANK

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M&A BANK > インタビュー > 株主が納得する「投資とPL黒字化のバランス」とは?|Vol.102

2018.11.20

株主が納得する「投資とPL黒字化のバランス」とは?|Vol.102

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攻めと守りの両立は…目指さない?

島袋
河端社長、今回もよろしくお願いします。
次はさらに踏み込んだ話をお聞きしたいと思います。

上場されたあとの成長戦略を描くのには、みなさん苦戦されているような気がしています。M&Aをするのが1番早いと思うんですが、これもPLでちゃんと黒字化して成長していかないといけない。けれども投資もしていかないといけない。
そのあたりのバランスを、どういう風に考えて経営されているんでしょうか?

河端
やっぱり、M&Aも含めた投資とPLは難しいじゃないですか。

島袋
難しい。

河端
なので僕らとしては、両立…しない。

両立できないじゃないですか。できなくないですか?(笑)
基本的には、何年かに1回は投資の年を作ります。我々のPLを見ていただければ分かるんですが、何年かに1回は凹んでいるんですよ。上場した翌々年とか、数年前に凹んでいます。
何年に1回は投資すると決めて、「すいません!今年は投資します!」と宣言して投資しちゃいますね。

島袋
なるほどね!うるう年みたいなもんですね。「今年は投資するぞ!」という。

河端
そうです!何年かに1回は来るみたいなね、そんな感じ。(笑)

島袋
なるほど、わかりやすい!

河端
「そろそろ来るかな?」みたいな感じで思っていただけるといいのかなと。

少し時間をおくメリット

河端
難しいんですが、上場してすぐやると、「結局ここも上場ゴールだ」みたいなレッテルが貼られるじゃないですか。
それでもいくというのも僕は正しいと思うんですが、僕は若干チキンなので、1年~2年ぐらいは市場とコミュニケーションしてからいってもいいんじゃないかなと。
(上場の)翌々年ぐらいにドンッと。

島袋
ボコッと。
なるほど、これは相当勉強になりますね。

河端
(上場すぐに)投資をやると、「息切れしてここで終わったんだな」と思われちゃうので。
1年2年経って、その間一応市場との約束を守ると、信頼関係ができるじゃないですか。そこで、「そろそろ投資させてもらえませんか」といくわけです。
投資家の人もね、「そろそろお前らも夢を見せろよ」と。……そんな言い方はされませんが。(笑)

島袋
なるほど。

気になる、うるう年の見分け方

島袋
ちなみに、次のうるう年はいつなんでしょう?
……これは(質問しちゃ)だめか。(笑)

河端
次のうるう年はいつ来るかわからないですねえ…

島袋
冨岡君から何かないですか?

冨岡(※枠外より)
M&Aについても、うるう年のタイミングで買うということなんでしょうか?

河端
M&AはそこまでPLを気にしてやるわけじゃないんですが、投資をする年というのは決めるので、正直そのあたりでババッといくところはありますね。
M&Aは、細かいことを言うとのれんとかも発生するじゃないですか。大きいもの(買収)にすればのれんもものすごく大きくなると思うんですが、投資する時は投資する年だと思ってやっちゃいますね。
BSで投資をすると、のれんはあるにしても、直接事業に対する投資よりは少ないじゃないですか。キャッシュは大きいですが。
なので、そこまで気にせずにやっちゃうかな。

島袋
売り手がインタースペースさんに買っていただきたいなと思った場合、明らかにうるう年の(うちに提案する)方がいいですよね。

河端
そうですね。(笑)

島袋
ですよね!?(笑)絶対にそうですよね。
上場企業なのでそういうことを言うのは難しいと思うんですが…そのわかりやすい合図ってあるんでしょうか。

河端
いつがうるう年かということですね。
さっきおっしゃったように、IR資料に「M&A」と今書いてあるんですよ。

そういう意味では、今そういうモードだったりします。
M&A BANKに来てるのも…その一環かもしれないですね!

島袋
あっ…今年だ!(笑)わかりやすい。

河端
書いちゃってますからね。

島袋
わかりました。(笑)
予算とかはあるんでしょうか。

河端
予算は凄く綿密に決めているわけではないですが、だいたいこのくらいというのはあります。
でも、必要に応じてですね。もちろん上場会社なので、調達することもあります。

今のキャッシュはBSを見るとこのぐらいだな、調達するとこのぐらいかな、みたいに想像していただくと、だいたいイメージしていただけるかと。

島袋
あとでIR資料を 切って貼り付けるしかないですね。わかりました。

PMIは、どうされてますか?

島袋
もう1点お聞きしたいのが、M&Aで買収されたあと元々いたメンバーをPMIでうまく融合されている、社長さんなどキーマンを育成されているイメージがあるんですが、そのあたりは実際どうなんでしょうか。

河端
事業譲渡で(事業だけ)いただくケースと、人とか組織ごと来ていただくケースどちらもあるんですが、会社全体に、M&Aに限らず「その人の意思を尊重する」というの(文化)がありまして。
その方が結果的にパフォーマンスがいいだろうと思っているので……思いっきり、やってください。

島袋
なるほど。
今のはカメラじゃなくて奥の誰かを見ておっしゃっていましたね。(笑)

河端社長、今回もどうもありがとうございました。

河端
ありがとうございました。

【出演者情報】
■河端 伸一郎:株式会社インタースペース-代表取締役社長
米国留学を経て、新卒で大手証券会社に入社。新しいビジネスへの興味からベンチャー企業に転職したのち、インタースペースを設立、代表取締役に就任。アフィリエイト事業「アクセストレード」をはじめ、リアル店舗型アフィリエイト事業、ママ向けコミュニティーサイトを展開するほか、恋愛ゲーム等の運営なども行っている。
■島袋直樹:IdeaLink株式会社-代表取締役
2017年12月、自社メディア5媒体を上場企業に事業譲渡。尊敬するじげん社に倣い、「事業家集団IdeaLink」を目指す。

【株式会社インタースペースのM&A概要】
メディア領域でのアフィリエイトサービスを展開していたことから、メディアの買収を検討。2007年の育児支援サイト「ママスタジアム」の事業譲受をはじめ、これまでに4回の買収(2度の売却)を実施している。

【YouTubeチャンネル】
https://www.youtube.com/channel/UCbxAeKe2f9WZGbKy1jHV0Dw

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