2019.02.28
M&Aの成功を左右する“組織づくり”は|Vol.142
上場したばかりのスポンサー、改めてご紹介です。
島袋
以前にもご出演いただきました、識学の安藤代表に来ていただいています。よろしくお願いします!
※以前のご出演回:「買い手が気にしているのは「企業文化」|Vol.035」
皆さんご存知かと思いますが、識学さんにはM&A BANKのスポンサーになっていただいているんです。どうもありがとうございます。
安藤さん、なんでスポンサードしていただけたんでしたでしょうか?
安藤
ちょっと僕もよくわからないんですよね…
島袋
え?!(笑)
でも実は、マジな話なんですが、スポンサーメニューを作って安藤さんにFacebook Messengerで「こういうの作ったんですけど、第1号どうですか?」って連絡したとき、「いらんな!」って言われたんですよ。
安藤
僕はやっぱり経営者としてシビアに費用対効果をみますので、いくら島袋さんと仲がいいからと言って、効果がないものに対してお金は払わないと決めてますので。そこはシビアに判断させていただきました。
なんで始まったんですかね?(笑)
島袋
(識学の)梶山さんが責任負うと言うのであればやってくださる、みたいなお話だったと思いますが…
安藤
真面目な話をすると、(識学)No.2の梶山がM&A周りの責任者で、彼がM&A BANK主催のサミットに参加したときに、傍聴者でいながらいろいろと質問させていただいて、「これは面白い!」となったらしいんですね。
M&A BANKを見ていただいている視聴者に、識学としてサービスを提供を提供できる可能性がすごく高いと。
そこに識学の立ち位置があるじゃないかということで、梶山の方から「スポンサーやっていいですか?」と言われました。
島袋
よかった!梶山さんにジャッジしていただいて。あぶなあぶな。(笑)
安藤
本当に必要?みたいなことは聞いたんですけど。(笑)
島袋
必要ですよ必要!絶対にマッチングしますって!
ともあれ承諾いただけて良かったです。ありがとうございます。
安くないのに、紹介が紹介を呼んで
島袋
ところで、識学のサービスって決して安くはないですよね。
でも、長年使えるというか、減価償却で考えるとめちゃめちゃお得だなと思うので、そういう意味では早く導入したほうがいいですよね。
安藤
本当に、実際に受けられた人が悪口を言っているというのは聞いたことがないんですよ。受けてみたら本当に有用性を理解していると思っています。
その証明としても1個だけお伝えしておきたいのは、新規流入の受注の70%以上が紹介なんですよ。
島袋
そうなんですね。
安藤
だめだと思ったら紹介しないじゃないですか、あんな高い商品。
島袋
しないしない!
安藤
それがお客様満足度の証明になっているかなと。
…というところまでで、PRタイムとさせていただきます。
島袋
ありがとうございます。安藤さん、なんかうまくなってますね。(笑)
安藤
2回目ですからね。
識学、M&Aとめちゃめちゃ関係あります!
島袋
あとは組織DDのサービスについて、改めてお聞きしたいと思います。
安藤
こちらは識学的に組織の状態を診断するサービスですね。
識学が提唱する組織運営がちゃんとできている会社は機能的に動くと言っていますので 、その機能的に動く理想的な状態と比べてどの部分にズレや問題があるのか、誰に問題があるかを、トップのインタビューと従業員のサーベイの組み合わせで判断できるというものです。
島袋
なるほど。
(M&Aの)どのタイミングでそのサービスを入れるんでしょうか?
安藤
基本的には全て合意が完了したあとの、PMI前というところがメインですね。
でも最近は、買う側からのニーズとしては買う前、合意前にチェックしておきたいというニーズが出てきています。
組織の状態を見れる理由の一つは、組織的リスクを判断できるということ。詳細はまた次回になるかとは思うんですけど…
島袋
そろそろ時間ですもんね。安藤さん、うまくなってますね。(笑)
安藤
2回目ですからね。
島袋
ということで、続きはまた次回伺います。
またM&A BANKでお会いしましょう。
■安藤広大:株式会社識学-代表取締役社長
株式会社NTTドコモにて勤務後、ジェイコムホールディングス株式会社(現・ライクスタッフィング株式会社)へ入社、取締役営業副本部長に就任。2013年に[識学]と出会い独立し、2015年株式会社識学を設立。
【株式会社識学とは】https://corp.shikigaku.jp/
経営者やマネジメント層へ「意識構造学」(識学)という学問をベースにしたトレーニングを展開し、意識改革・組織改革を実施。業界初の組織デューデリジェンスサービスも開始し、M&Aや事業承継の失敗の未然防止にも貢献。クライアントには上場企業、有名ベンチャー企業、スポーツチーム等が含まれ、導入実績は設立3年目で約360社にのぼる。
■島袋直樹:IdeaLink株式会社-代表取締役
26歳だった2008年にインターネット広告代理店を創業、年商20億円規模に成長させる。2014年にIPO準備に取り掛かるも、のちに断念。2016年に同社を分社化し、インターネットメディア運営を主体とするIdeaLink株式会社を創業。「事業は創って売る」がモットー。「会社は伸びてるときに売りなさい。」の著者。
【YouTubeチャンネル】
https://www.youtube.com/channel/UCbxAeKe2f9WZGbKy1jHV0Dw
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