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あの有名美容外科医の経歴がすごすぎた【セルソース創業者・山川 雅之氏】|Vol.747-748 | M&A BANK

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2022.10.26

あの有名美容外科医の経歴がすごすぎた【セルソース創業者・山川 雅之氏】|Vol.747-748 |

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美容医療から再生医療へ、事業家としても最強の経歴を持つ山川医師がM&A BANKに登場です!!

▶動画の一気見はこちらから◀

 

ゲスト■山川 雅之氏 セルソース株式会社 取締役
1964年生まれ、鳥取県出身。鳥取大学医学部を卒業後、第一内科(循環器)に所属。救急医療など臨床研修を終了後、自由診療領域の将来性を感じ、転科。1993年、福岡で聖心美容外科クリニックを開設。その後、本部を東京に移し、全国主要都市に展開。2001年にUCLA大学より脂肪組織の中に体性幹細胞が多く含まれることが発表され、衝撃を受ける。輪郭形成のために行った脂肪注入の際、肌質、肌色も同時に改善されることを臨床の場で多く経験。2007年、脂肪組織の持つ可能性に魅了され、新たに脂肪吸引・注入を専門とするTHE CLINICを開設。2010年、脂肪組織を機械的に粉砕し、遠心分離によって幹細胞を濃縮する技術を用いて、豊胸術やアンチエイジング治療への臨床応用を進め、セミナーやワークショップを通じて他院の医師への技術指導と普及に努める。2014年、脂肪組織の他科への臨床応用の検討を開始する。同年、再生医療等安全確保法の施行を受け、2015年、裙本とともにセルソース株式会社を設立。その後、経営を託し退任。2022年、取締役として再びセルソースに参画。エクソソームの早期臨床応用等、コアとなる事業の積極的推進を目指す。

聞き手島袋 直樹 連続起業家・M&A BANK株式会社 取締役会長
全米600店舗展開中の世界最大ピラティスチェーン「Club pilates」の日本とシンガポール法人の代表。上場企業への2度のM&Aによる億単位の売却実績を持つ。M&Aに特化したyoutubeチャンネル「M&A BANK」のメインMCのほか、薬用育毛剤「REDEN 」を販売するD2Cメーカー株式会社美元の代表を務める。2019年からシンガポール在住。「会社は伸びてるときに売りなさい。」の著者。 Twitter

 

 目次 

【最強】M&A・IPOも経験済み、あの有名美容外科医のインタビューが実現!
【事業家の最終地点】3年半での上場の舞台裏、フルコースを経験して思うこと

 

 

【最強】M&A・IPOも経験済み、あの有名美容外科医のインタビューが実現!

医師・起業家・上場企業オーナーの山川さん登場!

山川さんってどんな人?
・セルソース創業者・取締役 山川雅之氏
・29歳で聖心美容外科(現 聖心美容クリニック)を創業
・医師免許を持ち、連続起業家であり、かつ上場企業オーナー

最初は勤務医だった?独立までの経緯
最初は大手の美容外科で勤務していたが自分で独立したいという夢があり福岡で独立した

競合との差別化戦略
まだ美容外科がネットを使って集客していない時代だったのでインタ-ネット普及の波に乗り、一気に全国展開を果たした

 

事業売却した理由は?

クリニック事業売却理由
単なる自営業者の頂点であって資産家ではない
高額納税者になったが資産家が高額納税者にいないことに疑問に思った
高額納税した上国税調査に入られ、このまま事業を続けることに疑問を持った
継続しても自分の成長も感じられず、上場できる事業がしたかった

クリニック事業売却額
31億5,000万円

 

THE CLINIC創業のきっかけ

美容医療から再生医療へ
美容では若い健康な女性が脂肪吸引に来るので、大量に破棄する脂肪が手に入る
大学病院では脂肪吸引はやらないから脂肪は手に入らない
脂肪を取れるポジションに大きな価値があることに気付き、これを活用した仕事をしようと思った

脂肪に特化した事業へ
脂肪吸引と脂肪を使った豊胸や若返りなどの、治療に特化したクリニックとしてスタ-ト

 

法改正による転機

再生医療等安全性確保法
それまで医療機関でしかできなかった細胞加工が株式会社が医療機関と契約することで、外部での加工が可能になった

 

事業売却後の苦難

FIREしても豊かになれない?
事業売却後に燃え尽き症候群になり、何かやらなきゃとあせっていた
稼ぐ力はあったが守る力がなくいろんな詐欺にあった

 

 

▶動画はこちら

 

 

【事業家の最終地点】3年半での上場の舞台裏、フルコースを経験して思うこと

上場への道のり

セルソース上場の背景
たまたま事業がうまく行って上場したのではなく、法改正を利用し最初から上場を狙っていた
関係当事者としての利益相反を避けるため、クリニック・セルソースの両方から一旦離れた

3年11ヶ月で上場!最短で上場するために避けるべきこと
最初に資金調達して株を薄めてしまうと事業のコントロールが効かなくなる
共同創業者と対等な形にしてしまうと責任の所在がはっきりせず上手くいかない

 

社長退任後の役割

後任の社長のリクルーティングの経緯
元は住友商事の将来期待されるエリート社員で自分で事業をやりたいという思いがあった
今後のキャリアを考えたときにトライアスロンの大会で山川さんと出会った

大株主として会社の依存度を高めたいという欲は出なかったか?
山川さんと後任の社長は得意なことが違った
山川さんは市場にないものをマーケットにフィットさせるゼロイチが得意
社長は組織の管理が得意だったのでお互いに弱い部分を補完できた

山川さんが取締役復帰した理由
最大株主でも内部の情報がわからなかった
セルソースはコンプライアンスがしっかりしていて、最大株主であっても内部の情報が降りてこなかった
戦略を立てるのに詳しい情報がないことが致命的だったので取締役に復帰した

 

スモールビジネス、M&A、IPOすべて経験して思うこと

一番大変だったのは?
最初のスモールビジネスでのスタートが一番大変だった
そこからM&Aで事業売却したのが大きな転機になった

M&AやIPOへの壁
スモールビジネスオーナーは自分がいないと回らない組織であることが多い
そこから組織化を図り自分がいなくても回る組織にしなければならない

M&Aは…
売却し利益が入ってきてまた次のことをすればいいので手離れがいい

IPOは…
社会的な責任が発生し公的な存在になるため好き勝手できないしお金も手に入りにくい

M&A とIPOどちらがいいか?
お金を手に入れることが目的であればM&Aで好きなことをやっていくという選択もある
IPOは自分自身のブランディングになり、いろいろな事業チャンスや情報も得られる
IPOは何より社会的な信頼を得られるのでそこに価値を感じるならその選択もある

IPOでFIREにはならないか?
IPOでFIREはない、IPOは仕事をし続けなければいけない

 

今後の展望

今後のM&A対象事業
事業拡大に必要なリソースでM&Aで早く取り込めシナジーがあるもの

 

 

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