ヒットメーカーの買収＆上場裏話【ジェイフロンティア・中村篤弘代表】】｜Vol.749-750 | M&A BANK

【D2C】“自分でも売ってる”広告代理店はやっぱり強い

ジェイフロンティア 中村代表登場!

中村篤弘さんのプロフィール
大学卒業後ドラッグストアに勤務、店頭販売や薬剤師のマネジメントに従事
その後転職 ネット広告代理店の営業責任者を務める

ジェイフロンティア創業
D2C事業者の広告代理店からスタート
ECサイトのローンチに携わり、100万個以上売れる商品を毎年3~4品送り出してきた

中村さんの主な３つの事業

①メディカルケアセールス事業
医薬品の通販 オンライン診療、薬の宅配プラットフォーム運営

②ヘルスケアセールス事業
化粧品や健康食品のD2C事業

③ヘルスケアマーケティング事業
自社で上手く行った販促をヘルスケア関連の事業者様向けに提案

普通の代理店との違い
自社でも商品を売っているため、実際に上手くいった販促を顧客に提供できる

M&Aの方向性と戦略

1年でM&Aを8件実施!?
病気になった方、予防したい方に関連するサービスを提供する企業をM&A
病気になる前に予防、病気になったら診察して処方薬というヘルスサイクルを回して、国民の健康寿命の伸長に貢献したい

M&Aで一部の株を残す目的は？
元の社長さんと一緒に企業価値を上げたいので、100％の株は取得していない

M&Aで重視するのは”相性”
社長をやりきれる人は多くないので、M&A後も社長が残ってくれる方がよい

評価が付きやすい会社とは？

評価が付きづらいD2C企業
社長、CFOが主要な数字を把握していない
事業立ち上げから1年経っていない

買いやすいD2C企業
顧客資産で1年後の継続率などが読めている

買いにくいD2C企業
攻めたクリエイティブを使ったり、使用した効果が証明できない商品を売っている
一時的に伸びていて安定するラインがまだ見えない企業も難しい

【D2C】経験者が語る上場の苦労、買い手になった今思うこと

【D2C事業者】売却するときの注意点

D2C企業が売却する時の注意点
社長や主要なメンバーがKPIなど肝心な数字を把握しておくこと
売却後、マーケティングチームは引き続き会社に残る方が良い

マルチプルの算出目安は？

顧客資産が重視される
利益よりも、定期の顧客数と獲得単価が大事
商品の売り方としてどれだけ伸びしろがあるかも重要

上場準備中の苦労、上場後の変化

トラブルが続き上場が3年伸びた
上場1日前に確認事項発生で承認停止
その後消費者庁から措置命令&担当監査法人にも問題が発覚
前回の問題があったことで東証のチェックも厳しく上場まで3年かかった

上場企業と未上場の違い
商談のアポが取りやすくなった
優秀な人材を採用しやすくなった

【M&A】ヘルスケア関連&D2C事業者募集中!

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